主人が2日間の連休が取れたので、サイゴンから4時間で行けるビーチリゾート、ムイネーに行った。夏にも長く滞在してたのに、ホーチミン以外で宿泊するのはこれが初めて。
行きは、シンカフェのオープンバスでムイネーまで、なんと金額は6ドル、安い!
少しでも長く滞在したいので、夜出発のバスで向かう。
がこの計画がとんでもないことに。
ムイネー
小旅行
私はムイネー(ファンテエット)では是非泊まりたいホテルがあった。
それは
ビクトリア、ファンティエットリゾート
ベトナム女性ファンなら誰もが(多分)読んでる
クレアにそれはそれはうっとりするような写真が掲載されているのだ。で、予約を入れたら一日目は取れず、仕方なく、シンカフェ御用達の安ホテルに泊まる事になった。
ファンティエット市郊外の道路で迎えの車を待ち、結局ホテルに着いたのが夜中の3時。
やっと落ち着いて休めると思ったら、あまりにひどいホテルで
本当にこんな所に泊まるの?嘘〜最悪って感じ。水道の水は茶色いし臭いし、シャワーも出来んし、洗顔だけはしたいから我慢してやったけど、ベットはざらざらしてるし、まぁ、朝までの我慢、夜が明けたら、一番にここをチェックアウトして、ビクトリアに移ったらいいさって事で何とか眠りに着いた。
でも、この安ホテルにもいい事があって、朝のビーチの美しさには超感動したのだ。遠浅の海、朝日を反射してビーチがキラキラ輝いている。地元の人たちが地引網をしている。トレトレの魚に心が弾む。ゆったりした時間が流れるのを感じる。
  ……!!!リゾート地なのにこんなに素朴でいいの〜。
ビクトリアチェックインは昼1時からなのでそれまで、プールサイドでのんびりする。
ビクトリアは、想像どうりの素敵なリゾートホテルで、そう、私が求めていた物は
この感じよ〜これぞアジアンリゾート!!大満足。
昼から、主人が
サンドーンへ行って砂滑りをしようという言うのでバイタクをチャーターして出発。バイクで行く、、、これがまた、とんでもなかった。きつかった。
朝知り合ったバイタクを主人が電話で呼んだんだけど、サイゴンと違って、スピードは出るし、海からの風がすごくて、すごくしんどいし、息子は途中でサンダル落とすし、距離は結構あるし、途中がたがた道で、こんな所を小さい子連れでバイク乗るなんて、主人は何考えてんの〜って内心思ったんだ。でもサンドーンの景色をみたら、あまりのすばらしさに腹立ちはどっかへ行って、来てよかった〜って思った。
途中ウェデング姿のカップルとバイクですれ違った。ここまで来て、結婚写真撮るんだ〜。すごいね。でもいいかも。
サンドーンは赤っぽい砂丘が何処までも広がる。風紋がキレイだし、赤い砂丘と青い空のコントラストがすっごく美しいの。あぁカメラを持ってこなかったことを後悔。
サンドーンは美しいだけじゃなくて、砂すべりも楽しめる。
地元の子供が寄ってたかってソリのシートを使え使えって言うんだけど、まぁ、ただで済むわけ無いと思いつつ、砂すべりを楽しむ。で帰ろうとすると、やっぱり
お駄賃よこせ〜、絵葉書買って〜攻撃にあう。
主人はベトナム語で巧みに追っ払ってるけど、私は30分以上も忍耐強い子の攻撃にあって辟易したよ。次のターゲットがやって来て、やっと開放されたと思ったところでホテルへ帰る。
途中、ムイネーの港を見下ろせる所で思わず足を止める。
太陽が傾きかけた空、海一面に止まっている船船船。あまりにも美しい景色にうっとり。あぁカメラが無いなんて絶対失敗。明日又来なくちゃ。

ビクトリアのファミリーコテージに泊まる

ビクトリア、コテージ内の洗面。シャンプー等全部
陶器の入れ物に入ってるの。すっごくおしゃれ。
アジアンムードたっぷりのおしゃれな客室。



夜の食事が又すごいのなんのって。
ロブスター、カニ、エビ、貝などの豪華シーフード、肉がバーベキューで食べ放題。こういうの食べたかったのさ〜!!!!!その他、サラダ、炒め物、などなど、ビュッフェスタイルで。あぁ又太るではないか〜。

ビクトリアホテルのビーチ
ビクトリア前のビーチははっきり言って余りよくありません。
波があるし、ムイネー村の他のビーチほど遠浅じゃない。
(ベンタンで買ったサンダルの紐が取れたんだよね、ボロっ。)


サンセット 波と戯れる
次の朝、再び、ムイネーフィシャーマンズビレッジへ。バイクは疲れるのでやめて、ホテルの車を手配して、行く事に。
これが高くて17ドルもしたの。しかもネギって。
この料金のことでホテルと揉めたから、私らホテルからちょっと変な客、お金持ってんのかって警戒されたみたい。
何しろこのビクトリアホテル、欧米のお客ばかりで、すべて英語対応。英語を喋らず
片言のベトナム語を喋る日本人(主人)ってちょっと特異に見えたのかも。
地元漁師の地引網。
女も子供も総出で手伝ってる。
カニ、貝、小魚、タコ、あらゆる魚介類が捕れるみたい。
こののどかで、活気ある風景を
いつまでも見ていたいなぁ

シンカフェの帰りのバスのチケットは午前11時発だったが私達は結局乗らなかった。
この場所にもっと長く居たかったのだ。
が、
帰りの交通手段の決まっていない私達はまたもやホテルとひと悶着。サイゴンまで車をホテルでチャーターしたら、
なんと85ドルだとさむちゃくちゃ高い
ベトナム人のひと月の給料知ってるぞ。それと同じじゃないか。
ほかに手段は無いのかと聞くと、これしかないって(
絶対嘘)教えてくれない。
絶対ホテルの利益に上がるようになってんだなけっ金持ちしか泊まらないホテルだから、いちいちお金の事で文句を付ける方がおかしいって顔してるぞ。よっぽど貧乏人に見られたのか、(でも実はそんなにお金を持ってきてなくて、財布の中が頼りないのだ。)
しかし町へ出て他の交通手段を探すのも疲れるし、もうすっとスムーズにサイゴンに帰りたい気持ちがあったので、
悔しいけど仕方なくホテルの言うなりに。
財布の中の殆んどのベトナムドンをはたいて、車代払ったさ。
今回の旅は情報不足で、ファンティエットの街にタクシーが無いというのを知らなかった。後で、ガイドブックでファンティエットのツーリストを見つけたりして、先に見とけば良かったね。反省。
でもいろんな事あってめちゃくちゃ楽しい旅だった。

ムイネーの道
この道沿いにリゾートホテルが何件も

ムイネー小旅行(ビクトリアに泊まる)
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