シンカフェで行く クチトンネルツアー |
シンカフェのツアーが気に入って、平日に息子と2人で クチトンネルツアーに参加した。1日ツアーも半日ツアーも4ドル。昼食は付いていない。クチトンネル入場料は5ドル。バスの中で集められる。 息子は暗い所が大嫌いでトンネルだけは絶対に入りたくないって言い張っていたが、入らなくても大丈夫だから〜なんていい加減なことを言って同行させた。 |
ガイドブックによく写真が載っている、トンネル入り口。 すごく小さい。 大きな人は多分無理 |
落とし穴。足で踏むと板が回転して、下に落ちる仕掛けに。 下には長く鋭い槍が何本も突き出ている。怖い。 |
野ねずみの巣ではありません。 人間用トンネルの入り口です。 こんな小さな穴を這いずり回ってたなんて 考えられん。 |
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ガイドが当時べトコンが仕掛けた罠の説明をする。 時々冗談を交えながら喋っているようだが 悲惨な物だけに誰も笑わない。 私は英語がわからんので笑えんかったけど。 |
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トンネルの内部は6歳の子どもでも屈んで歩くほど 狭い。 |
いよいよ観光用トンネルの入り口にたどり着いた。 ガイドが英語で説明する。ノーヘルシー、、、何とかカントか、とにかく健康に自信のない人は入らないようにというような事だ。だんだん不安になってくる。 私は30メートルを30ミニッツと聞き間違え、何度もガイドに30分掛かるの?30メートル?って確認した。なんだか嫌な感じになってきた。が、考えてる暇は無い。ツアー一行は列を作って順番にトンネル内に入っていくのだ。あんなに嫌だって言ってた息子がなぜか、ウキウキとして、先に穴に入っていくではないか? ちょっと待てという暇も無く。 後から人が押し寄せてくるので躊躇している余裕は無い。仕方がない。せっかくここまで来たんだから、入るしかない〜。(すごく弱気) |
トンネル内は大人がしゃがんでやっと通れる大きさ。照明も最小限だ。これでも観光用に大分広げられたらしい。もちろん当時は照明など無かっただろう。 ツアー客は地中の穴の中を蟻の行列のように這いずり進んでいく。 途中一段と穴が狭くなり、照明が途切れ、まったくの暗闇になる。 前方の外人さんがつかえたのか、急に流れが止る。マジ〜。こんな所でこれ以上長く止まってたら、パニックになるよ〜。早く進んでくれ〜!!!!!早く出口にたどり着きたいよ〜!!!!! 中は蒸し暑く、ムンムンして、息苦しくなってくる。これは絶対酸素が足りない。呼吸が荒くなってくるのがわかる。 後ろを振り返ったら、外人の男の人で、体の幅がトンネルの幅いっぱいで進むのもしんどそう。顔から汗が吹き出ている。思わずAre you OK?って声を掛けたけど、かなり苦しそうだった。 もういいっ、十分わかったから、と思ったところで横に地上に上がる穴が見えた。先に進んでいる息子を呼び戻し、そこでリタイア。 地上に出た。無事に出れて良かった〜って思ってると、息子は最後まで行きたかったぁ、だって面白いんだもんだって。 こいつは絶対公園によくある遊びのトンネルと勘違いしているに違いない。 |
観光用トンネル出入り口 |
バスから見たライスフィールド(収穫は終わってる) 水牛を見た。 |
トンネル体験の後、ミーティングルームでお茶を飲んで休憩。タピオカ芋のふかしたのを味わう。甘みが無いサツマイモに似ている。結構美味しい。 クチ観光は大体2時間ぐらいで終わり、昼過ぎにサイゴンへ、帰路に着いた。 思ったより充実した観光だった。 それにしても、あの息苦しい感覚、トンネルの写真を 見ると蘇ってくるのだ |